ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER

くるり( Quruli ) ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER歌詞
1.ワンダーフォーゲル

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

僕が何千マイルも歩いたら
手のひらから大事なものがこぼれ落ちた
思いでのうた口ずさむ
つながらない想いを 土に返した
土に返した

今なんで曖昧な返事を返したの
何故君はいつでも そんなに輝いてるの
翼が生えた こんなにも
悩ましい僕らも 歩き続ける
歩き続ける

つまらない日々を 小さな躰に
すりつけても 減りはしない
少し淋しくなるだけ

※ハローもグッバイも
サンキューも言わなくなって
こんなにもすれ違って
それぞれ歩いてゆく※

(※くり返し)

強い向かい風吹く

僕が何千マイルも歩いたら
どうしようもない 僕のこと認めるのかい
愛し合おう誰よりも
水たまりは希望を 写している
写している

矢のように月日は過ぎて 僕が息絶えた時
渡り鳥のように 何くわぬ顔で
飛び続けるのかい

(※くり返し×4)


2.ばらの花

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

雨降りの朝で今日も会えないや
何となく でも少しほっとして
飲み干したジンジャーエール 気が抜けて

安心な僕らは旅に出ようぜ
思い切り泣いたり笑ったりしようぜ

愛のばら掲げて遠回りしてまた転んで
相づち打つよ君の弱さを探す為に

安心な僕らは旅に出ようぜ
思い切り泣いたり笑ったりしようぜ
僕らお互い弱虫すぎて
踏み込めないまま朝を迎える

暗がりを走る 君が見てるから
でもいない君も僕も

最終バス乗り過ごしてもう君に会えない
あんなに近づいたのに遠くなってゆく
だけどこんなに胸が痛むのは
何の花に例えられましょう
ジンジャーエール買って飲んだ
こんな味だったっけな
ジンジャーエール買って飲んだ
こんな味だったっけな
安心な僕らは旅に出ようぜ
思い切り泣いたり笑ったりしようぜ


3.虹

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

丘の向こうから
羽のないかげろうが
虹を下さいと水芭蕉呼んでいる

里に下りました
足跡が消えてゆく
君は藍染の空の上で呼んでいる

錆びた線路際 涙枯れた六地蔵
何もない広い野原 戻ることも嘆くこともない

峠の小さな
岩の上に立ちました
虹は見えないが遠く空は燃えている

錆びた線路際 涙枯れた六地蔵
何もない広い野原 戻ることも嘆くこともない

舟に灯をともし
浜木綿は揺れている
丘の向こうから君は僕を呼んでいる

錆びた線路際 涙枯れた六地蔵
何もない広い野原 戻ることも嘆くこともない


4.ワールズエンド・スーパーノヴァ

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

いつだって僕らは誰にも邪魔されず
本当のあなたを本当の言葉を
知りたいんです 迷ってるふりして

僕は風になる すぐに歩き出せる
次の街ならもう名前を失った
僕らのことも忘れたふりして

DO BE DO BE DA DA DO
スタンバイしたらみんなミュージックフリークス
1.2.3でバックビート
ピッチシフトボーイ全部持ってって
ラフラフ&ダンスミュージック 僕らいつも笑って汗まみれ
どこまでもゆける

絶望の果てに希望を見つけたろう
同じ望みならここでかなえよう
僕はここにいる 心は消さない

1.2.3でバックビート
スウィングして粘るベースライン
アイラブユー皆思う これだけがメロディー奏でだす
ラフラフ&ダンスミュージック 僕らいつでもべそかいてばかり
朝が来ないまま

いつまでもこのままでいい それは嘘 間違ってる
重なる夢 重ねる嘘 重なる愛 重なるリズム

DO BE DO BE DA DA DO
スタンバイしたらみんなミュージックフリークス
1.2.3でバックビート
ピッチシフトボーイ全部持ってって
ラフラフ&ダンスミュージック 僕らいつも笑って汗まみれ
どこまでもゆける

1.2.3でチルアウト 夜を越え僕ら旅に出る
ドゥルスタンタンスパンパン
僕ビートマシン
ライブステージは世界の何処だって
ラフラフ&ダンスミュージック 僕らいつも考えて忘れて
どこまでもゆける


5.THANK YOU MY GIRL

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

サンキューマイガール
今日でさよなら言わなきゃ
どれくらい歩いて来たんだろう
知らなきゃ

いつだって 暦の上
春が来ない あきらめて忘れた

サンキューマイガール
今日もさよなら言わなきゃ
いけないな今日も泡になって消えてた

今夜だけは 眠れそうです
今すぐにでも夜汽車は出るさ

今すぐ笑って
すぐ会いにいくよ
名前もつけるよ
涙にも全部

サンキューマイガール
いつも出会った日のこと思うよ
いつだって素直になりたいんだ
本当は


6.Baby I Love You

作詞:岸田繋
作曲:岸田繋

素直になれると今すぐ笑うよ
さよならいつかは笑顔で会えるよ
いつもはにかんで気にしてほしいよ

声が聴きたいな 名前を呼んでよ
時間が止まってこのままがいいよ
いつもはにかんで気にしているけれど

いつもごめんね
今日もごめんね
いつもごめんね

Baby I Love You Baby I Love You
Baby I Love You

忘れないでいつの時も
東の空 ひこうき雲
追えば 繋がるかな
こころ 見えるかな

Baby I Love You Baby I Love You
Baby I Love You Baby I Love You
Baby I Love You Baby I Love You
Baby I Love You Baby I Love You


7.ハローグッバイ

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

始発電車とその次を
なんとなく乗り過ごしてみた
退屈のなか気付かず
目に埃が入ったのか涙が出た

この次はいつだろう
間に合えば何処へ飛んでゆくの

ハロー&グッバイ

この気持ち説明できる言葉も覚えた
やるせなくて
今日も夜が明けるのを待っている

最後のお願い窓を開けて
遠い昔のこと悲しくもない
僕のロッカー 君のロッカー
斜め向かいだった
気のせいさ

いつからか
あなたのこと忘れてしまいそう
この次はいつだろう
歩きたいのに雨が降っている

ハロー&グッバイ


8.春風

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

揺るがない幸せが、ただ欲しいのです
僕はあなたにそっと言います
言葉をひとつひとつ探して
花の名前をひとつ覚えてあなたに教えるんです

気づいたら雨が降ってどこかへ行って消えてゆき
手を握り確かめあったら
眠ってる間くちづけして
少しだけ灯を灯すんです

シロツメ草で編んだネックレスを
解けないように 解けないように
溶けてなくなった氷のように花の名前をひとつ忘れて
あなたを抱くのです

遠く汽車の窓辺からは春風も見えるでしょう
ここで涙が出ないのも幸せのひとつなんです
ほらまた雨が降りそうです

帰り道バスはなぜか動かなくなってしまいました
傘を探してあなたを探して
遠く汽車の窓辺からは春風も見えるでしょう


9.ナイトライダー(QURULI ver.)

作詞:RIP SLYME
作曲:岸田繁

ここで待ってる五万年
夢にまで見た浪曼亭
すぐに慣れちゃうハートはね
夕陽なんかじゃ染まんねえ

しんしん夜がやってきて
りんりんベルが鳴り止んだ
遠くのあの娘もやってきて
ハートのベルが鳴りました

Sunday 夢のまた夢
Monday 月の砂漠まで
Tuesday 道なき道を行く 夜明けのせいさ
Wednesday 涙かわくまで
Thursday からからの旅路
Friday 戻る勇気もない

サタデー

歩く速度じゃつまんない
調べるだけじゃ動かないし
そよぐ風 東向き
日が沈むころ のろし上げるから

だんだん雨が降ってきて
だんだん空が遠ざかる
オイルがどんどん漏れ出して
ハートがベールを脱ぎました

飛び出せ ありとあらゆる
愛を 言葉に変えてゆく
チューして 悲しい気持ちまでも ほころぶほどに
なんで 明日が来ないかも
なんで 夜が長いのかも
流星にお願いしたいのかも 教えてあげるよ

Sunday 夢のまた夢
Monday 月の砂漠まで
Tuesday 道なき道を行く 夜明けのせいさ
Wednesday 涙かわくまで
Thursday からからの旅路
Friday 進む勇気をくれ

サタデー


10.リバー

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

遠い夜明けよ 泣き言聞けよ
このままじゃお前よりも 出遅れてしまいそうさ
明日決めるよ 映画もヤメだ
雨だから傘もない 何も考えられない

淀み淀んだ河のそば
不良のまねごとしてみたい
水面に激しく打ちつける
雨の中かき消される か細い声が

よくある話 恋の向こう側
河は淀む涙の雨 降らせても

※You take me higher 俺祈ってら
たいがいな欲望 持ち続けたまま
滑るんだ ニアミスするんだ
遠くまで 連れていきたいのに※

つまらないこと 夢中になったよ
淋しくて淋しくて 羽根がもげそうさ
移動手段を手に入れるために
透むことのない 河の中飛び込んだ

大人になれば解かるのさ
子供のままじゃ解からないそうだ

(※くり返し)

You take me higher
You take me higher


11.ハイウェイ

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって
ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった
ふたつめは今宵の月が僕を誘っていること
みっつめは車の免許とってもいいかな
なんて思っていること

俺は車にウーハーを(飛び出せハイウェイ)
つけて遠くフューチャー鳴らす(久しぶりだぜ)
何かでっかい事してやろう
きっとでっかい事してやろう

飛び出せジョニ一気にしないで
身ぐるみ全部剥がされちゃいな
やさしさも甘いキスもあとから全部ついてくる
全部後回しにしちゃいな勇気なんていらないぜ
僕には旅に出る理由なんて何ひとつない
手を離してみようぜ
つめたい花がこぼれ落ちそうさ


12.飴色の部屋

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

部屋の明かりは消えかけた街灯みたいに飴色に染まってく

止まない雨はまた僕らをひとりぼっちにする
縺れた糸もなおさないままひとりぼっちにする

甘い言い訳溶けだした三度目の春
西日で灼けた心 飴色に染まってゆく

離ればなれの渡り鳥たち帰るのを待って
さよならいつか夏になるだろう

ひとりぼっちでゆく


13.赤い電車

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

赤い電車に乗っかって
僕はどこかへ行ってしまいたい

赤い電車は羽田から
僕らを乗せてひとっ飛び

でっかい東京 どこへでも
どこまでも行けるから
君住む街へ ひとっ飛び

赤い電車は歌い出す
ファソラシドレミファソー

赤い電車に乗っかって
夢を探しに行くんだよー

でっかい東京 こんな街もあるんだ
見たことのない景色見せてよ 赤い電車

赤い電車 赤い電車 赤い電車

でっかい東京
君住む街へ ひとっ飛び
赤い電車で ひとっ飛び


14.水中モーター

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

マブチの赤い水中モーター
めまぐるしいスクリューで泳ぎ出した
水中モーター水中モグラー
波のない海で泳ぎ出した

背泳少女水着脱いだ
並列つなぎのポリエステル
水中モーター水中モグラー
安全金具 かなぐり捨てる

OH 忌まわしきスパイダー
かわすクイックターン リニアモーター
遠泳少年左手で呼んだ
フレミング回れ水中モーター

ちっちゃなころを思い出した リーリーリリーリーリーリリー
併殺打好きベンチウォーマー リーリーリリーリーリーリリー

OH 素晴らしきスピードだ
まわるハイトルク ブラックモーター
電励少年左手で飛んだ
フレミング回れ水中モーター

「君の背中にヒトデがついてるよ
このままじゃヒトデ形に日焼けしちまうぜ」
水中モーター水中モグラー
みんなでドライブ水中モーター
水中モーター水中モグラー
ミラクル呼んだ水中モーター


15.ロックンロール

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

進めビートはゆっくり刻む
足早にならず確かめながら
涙を流すことだけ不安になるよ
この気持ちが止まらないように

それでも君は笑い続ける
何事も無かった様な顔して
僕はただそれを受け止めて いつか
止めた時間を元に戻すよ

裸足のままでゆく 何も見えなくなる
振り返ることなく 天国のドア叩く

たった一かけらの勇気があれば
ほんとうのやさしさがあれば
あなたを思う本当の心があれば
僕はすべてを失えるんだ

晴れわたる空の色 忘れない日々のこと
溶けてく景色はいつもこんなに迷ってるのに
8の字描くように無限のビート グライダー飛ぶよ
さよなら また明日 言わなきゃいけないな


16.東京

作詞:岸田繋
作曲:岸田繋

東京の街に出て来ました
あい変わらずわけの解らない事言ってます
恥ずかしい事ないように見えますか
駅でたまに昔の君が懐かしくなります

雨に降られて彼等は風邪をひきました
あい変わらず僕はなんとか大丈夫です
よく休んだらきっと良くなるでしょう
今夜ちょっと君に電話しようと思った

君がいない事 君と上手く話せない事
君が素敵だった事 忘れてしまった事

話は変わって今年の夏は暑くなさそう
あい変わらず季節に敏感にいたい
早く急がなきゃ飲み物を買いにゆく
ついでにちょっと君にまた電話したくなった

君がいるかな 君と上手く話せるかな
まぁいいか
でもすごくつらくなるんだろうな
君が素敵だった事 ちょっと思い出してみようかな


17.青い空

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

とぼけるなよ
止まって見えるのは気のせいさ
守るものは此処には何ひとつないさ

伸ばした髪は僕の目や耳を塞いでる

こんな事は言いたくないのさ
こんな事は言いたくないのさ

腰を上げな わからず屋
全てを破れ
屋根で空が見えないだけ

その汗ばんだ肌からは出会った頃の匂い

※こんな事は言いたくないのさ
こんな事は言いたくないのさ
何かが違うと考える頭は真っ白に
何かが違うと考える頭は真っ白に※

青い空は遠くなってゆく
あなたの言葉やぬくもりを思い出したら
夕凪が言葉も言わず暮れてゆく

僕は今日も変わりなく何かのために生きている

(※くり返し)


18.リボルバー

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

解読困難です

伝えるのは言葉じゃないんだろう
実は平坦問題なし
少し寂しいな

リボルバー覗くあてどない道
ごめんな守らない約束も
ごめんな気持ちが入ってなくて

実弾入ってんです
涙ながら嘘の訴えを
水面跳ねたんです
誰も見てない時に石跳ねた

リボルバー覗くあてどない道
気付かない破ったはず約束も
気付かない気持ちが入ってなくても

リボルバー覗くあてどない道
リボルバー覗くあてどない道
リボルバー覗くあてどない道


19.男の子と女の子

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

僕達はみんないつでもそうです
女の子の事ばかり考えている
女の子はわがままだ よく分からない生きものだ
でもやさしくしてしまう 何もかえってこないのに

小学生くらいの男の子と女の子
男の子同士の遊びは楽しそうだ
割って入ってくる女の子はふてくされ
こんな世界はつまらないと ひとりで遊ぶ

小学生くらいの男の子
世界のどこまでも飛んでゆけよ
ロックンローラーになれよ
欲望を止めるなよ
コンクリートなんかかち割ってしまえよ
かち割ってしまえよ

僕達はみんなだんだん齢をとる
死にたくないなと考えたりもする
愛する人よ もうすぐ気付くだろう
僕のやさしさもだんだん齢をとる

大人になった女の子
僕をどこまでも愛してくれよ
何ももて余さないで
好きだという気持ちだけで 何も食べなくていいくらい
愛しい顔を見せてくれよ


20.BIRTHDAY

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

僕の生まれた日は いつもいつもこんな
日なたの若葉薫る風に乗って
いつかこんな風にあなたの笑顔につられて
笑ったまま次の雨降る土曜日の朝に
少し濃いめの珈琲たてたら
寝ぼけた夢も君の匂いになる

僕の生まれた日は いつもいつもこんな
日なたの若葉薫る風に乗って
君の生まれた日は ずっとずっと先の
木枯らし吹く毎日のふっと晴れた日で
いつもどんな風にあなたは大人になってく
昨日のことみたいに出会った日を忘れないで
少し背丈が伸びたみたいだ
目を閉じれば枯れ葉が春を呼ぶ
新しい世界を迎えることになる
寝ぼけた夢も一つの匂いになる


21.Superstar

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

※スーパースターは待っている
芝生の向こうで呼んでいる
誰もがリフレインに涙する※

心配性のヴィーナスも
ネクラが自慢の少年も
最後はみんな見つめ合い恋をする

今誰もがそんな風になって
忘れたこと思い出せるかな

ありがとう僕も愛してる
残り少ない夏の日を
入道雲がちぎれてさよならの合図

さりげない夏のいたずらが
あなたの帽子をさらってく
恋のかけらが宙に舞う

今戻って抱きしめて 僕に触ってくれよ
忘れたこと思い出せるから

誰もいない芝生で
全部忘れてしまうよ
何処へ行ってもいいよ
さよならスーパースター

目に汗が入ってしまった
心に隙が出来ちまった
誰にも言いたくない本音だよ

(※くり返し)

今誰もがそんな風になって
忘れたこと思い出せるかな


22.尼崎の魚

作詞:岸田繋
作曲:岸田繋

踏みつぶされたら初めて気付いたよ
僕は弱いんだ
踏みつけられたら意識は薄れてゆく

僕の身体は余りにも小さすぎて
陸上で暮らすには困難だ

忘れてしまった自分の細かな寸法も
噛みつかれても毒の回らない身体

僕の心はすっかり縮んじまって
肝心の言葉さえ出てこない


23.街

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

この街は僕のもの
手をとり登った山も

あわただしい日々
知らぬ間に蝉時雨もやんで
京阪電車の窓から見える君の背を追って

飛び出して お願い微笑んで
昼も夜も我を忘れ
鍵をなくして

さよなら言わなきゃそろそろ
迷わずためらわず

夕暮れのスーパーマーケットの前で吸うタバコや
それを見て微笑む愛する君のまなざしも
青すぎる空を飛び交うミサイルがここからは見えない

見る夢はこの日の夢
帰ろうかな やめようかな
鍵をさがして

この街は僕のもの
この街は僕のもの


24.サンデーモーニング

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

曇り空の下 毛布にくるまって
やり切れないどころか あばらが砕け散る

ななめ上から街を見下ろした
祈りましょう きれいな心に若い力に

サンデーモーニング

明日は日曜日 今週も八日目
また来週にお別れしましょうよ

疲れた顔で 僕らを見下ろして笑いましょうよ
本当は泣きたいかも知れませんよ

サンデーモーニング


25.家出娘

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

何がなんでも出てゆこう君は家出娘

荒れた唇隠して君は家出娘
秘密の道草 雨やどり

冷たい肌のアノラック着たままで
頬染めた
君は染めた

夢じゃないか 手をつまんでみた
三秒間だけの旅も 終わりそうな
曇天もようの下で 背筋のばして行こうよ


26.HOW TO GO

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

昨日の今日からは一味二味違うんだぜ
自信も根拠もしゃれこうべみたいな顔のまま

意識は遠のく まるで昨日の夢のよう
さっきまで気にしてた How to play the guitar 灰になる

いつかは僕達も離ればなれになるのだろう
僕達は毎日守れない約束ばかりして朝になる

真夏の太陽は少し眩しすぎるかな
スマートに大好きなこの曲と旅に出たいのにな
何だかな まったり
夕暮れ待ったり するなよ

いつかは想像を超える日が待っているのだろう
いつかは想像を超える日が待っているのだろう

毎日は過ぎてく でも僕は君の味方だよ
今でも小さな言葉や吐息が聴こえるよ